働くニートってのはありえない

私は実家と部屋を行き来するとき、ライトノベルを1冊読むことにしてます。ちょうど1冊読み終えるくらいで到着するので丁度良いのです。
IS、まよチキとたくさんの良い作品とこの方法で出会ってきました。さて今回旅のお供に選んだのがこいつです。

鳳凰堂みりあは働かない! (MF文庫J)

鳳凰堂みりあは働かない! (MF文庫J)

ちょっと古い作品です。かつて緋弾のアリアとどちらを買おうか迷って見送っていた作品なのですが、何だかんだと今になってしまいました。あまり人気も出なかったのか、3巻が出てその幕を閉めることとなりました。
主人公の名は火車ヒイロ火車の由来は家計が火の車な事から。そんな彼はNHKの人気アニメ忍たま乱太郎のきりまるのようなキャラで、お金に対する反射神経は超人をも超える。ヒステリアモードのキンジみたいなもんです。またバイトを15個以上掛け持ちし、妹を養ってもいるというナイスガイでもあります。
そんな彼がひょんな事から、働きたくないという現役画商鳳凰堂みりあと出会うことかたこの話は始まります。
この鳳凰堂みりあというヒロインはものを見ただけでその価格が分かるという能力を持ち、父も世界を代表する画商。そんな父は海外に拠点を置き、日本での仕事を彼女に託しているという状態です。そこまでの地位に登りつめた父は何があろうと仕事仕事という人物。
そんな父を嫌い、「私は働きたくない!」とみりあは宣言。働かない職業があると知り、「私はニートになりたい!」ということで、何だかんだで世の中をよく知るヒイロハローワーク(という名の僕)として雇う。そしてみりあと2人、色んな事に巻き込まれながらも、その場に運良く落ちている小銭ほしさにヒイロが事件を解決していくというお話です。
まぁおもしろかったかなぁ。という曖昧な感じです。これ!といってくるポイントもなく、とくにこれってどうよ?って点もなかったので、
69点
て感じです。ただ読んでいると、ものすごく小銭を大切にしなきゃ行けなくなる気がしてきます。なのでこいつを読むときは、ぜひbook・offを利用することをお薦めします。
ではきょうもこの辺で。